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2016.06.20 Monday

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    耳にさわる音だったのか

    2015.05.27 Wednesday

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      「ビードロ(ポッピン) を吹く女」というのがある。

      ポルトガル語で"vidro" はガラスを意味する言葉だが、
      笛のような吹き口があって、底にあたるガラスが、
      吹くことによって押し出され「ポッペン」という音が出るようになっている。
      デリケートなガラス細工ゆえに、
      扱い加減が悪いとすぐにこわれたりする。
      これを吹いて、音を楽しむと言うより、
      厄除(やくよ)けのために、正月に吹くものだったという。
      このビードロ、江戸時代には、数少ない職人の手によって作られたらしく、
      なかなか高価で貴重なものだったようだ。

      $BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館歌麿 「ビードロを吹く女」

      明治、大正、昭和と活躍した物理学者の寺田寅彦は、
      昭和10年に書いた随筆の中で、
      思い出話として、この「ポッピン」のことを書いている。
      彼が幼年時代を過ごした明治時代になると、
      縁日で気軽に買えるもので、子供の間で流行したりしていたようだ。

      耳にさわる音だったのか、
      「理屈を言っている鼻先にポペンポペンとやられると、
      あらゆる論理や哲学などが、いっぺんに吹き飛ばされる」
      と表現している。


      今日のニュースに、鳩山元首相が中国を訪問したとある。
      正月から厄除けどころか、災厄をもたらしてきそうなところがある。
      この人、あまり自分の立場がわかっていないようだ。

      寺田寅彦が随筆でビードロについて語ったように、
      「鼻先にポペンポペンとやられると、
      あらゆる論理や哲学などが、いっぺんに吹き飛ばされる」

      そんな人のような気がしてならない。

       

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